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 今年度の介護支援専門員実務研修受講試験の結果が12月2日に発表された。

47都道府県の報告を集計したところ、今回は受験した4万6422人のうち8200人が合格。合格率は17.7%だった(*)。

* 集計は12月3日時点の速報値。今後変動する可能性あり。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、受験者数は昨年度(4万1049人)からおよそ5400人増加した。ただし、2017年度以前の水準へ回復していく兆しは依然みえない。今後の担い手不足の深刻化が懸念される状況は続いていく。

合格率は昨年度から1.8ポイント低下。3年連続で20%を下回った。近年は毎年の変動が大きい傾向にあるが、その中では下げ幅が小さかった。

都道府県別では、東京都が合格者815人、合格率23.1%でどちらもトップ。30道府県が全体の合格率を下回っていた。

今回までの全23回のケアマネ試験に合格した人の総数は71万6225人。受験者数は延べ289万2623人にのぼり、トータルの合格率は24.8%となっている。